まずは恒例の「初心者ステップレクチャー」から!
そして待ちに待った「パーティータイムへ」!!
「いくぜ〜みんなぁ!!」
とばかりに気合いの入った
わたくし「DJ LALO」。
今日もイイ曲かけまっせ〜ってな感じで、今夜も「ノリ」と「間」を重視したセレクション。 このHPでもコラムで書いていますが、僕のDJスタイルは本場の選曲スタイルとチョット違います。 日本の土壌に合わせた、「日本流」。本場と違って、朝までパーティーやっている訳じゃないですしね。 のんびり構えてなんていられません。 限られた時間で美味しいところをギュッと詰め込むのは、実は結構大変な作業なんですよ。 しかし、最近では僕のスタイルをとても楽しんでくれるお客様が非常に多く、嬉しい限りです。 最近では日本のタンゴの草分け的団体である「すいよう会」の某DJの方にまでおほめの言葉を頂きました!! そろそろ僕ちゃん、自信を持ってもよいかしら!?
なんてなーっ(笑)。
さぁ、そろそろ生演奏にバトンタッチ!!
わたくしのDJプレイはちょっと休憩いただいて、生演奏の時間です。
ステージには会田桃子楽団「Cuarteto★400」、
そして「東京バンドネオン倶楽部」のみなさんがスタンバイ。
なんと今回もバンドネオン計6台
総勢10名の大編成となりました。
もぉー、超贅沢!!
この「バンドネオン」という楽器、
タンゴには欠かせない物でなかなか手に入りにくいシロモノ。
というのも、既にとうの昔にバンドネオンを製作している業者が無くなってしまったため、
現存している数しか無いからなんですね。最近では、世界的なタンゴブームに煽られて、
新たに製作を開始したところもあるという話は聞きますが、それでもなお多くの
バンドネオニストが古くからの物を使用しているのは、
そのバンドネオンに「歴史」の音がするからなんでしょうね。
楽器は何でもそうですが、大事に扱い、弾けば弾くほど
良い音を奏でるようになる。「木がなじむ」んですね。ギターやバイオリンと同じく、
バンドネオンにも木材か使われているので、「暖かい音」「枯れた音」「蛇腹の吐息」など、
新しい物とは比較の出来ない「重み」があるのでしょう。
この「Cuarteto★400」のバンドネオニスト北村聡君の物にしても、
遙か昔からたくさんの人を毎晩踊らせ続けて来たたった一つのバンドネオンが、
色々な経緯を経て海を渡り、現在日本の「北村聡」という若い日本人の膝の上で
21世紀になってもタンゴを奏で続けている・・・なんて考えると、
すごく郷愁を誘いませんか?
あぁ、本当にタンゴに出会えて良かった、と思える瞬間です。
生演奏の後は若手プロによるデモンストレーション!!
あれよあれよで、もう最後・・・。
今回もあっという間でしたね。みなさん楽しんで頂けましたか?
次回は4月25日(日)です。手帳に赤丸チェックを忘れずに!!では、お休みなさい。
DATA:
TangoLove-Night@Kiala
日 時:
2004/3/28(日)
場 所:
竹芝「Kiala」
運 営:
TangoLove
Live:
会田桃子楽団「Cuarteto★400」
東京バンドネオン倶楽部
ダンサー:
HIROMI&JOE
Eugene&Alisa
DJ:
LALO
Photo:
Mayo
後 援:
アルゼンチン共和国大使館
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