〜 A K I R A の オ ス ス メ C D 〜

 タンゴと言えば踊りだけでなく、音楽!音楽がないと物足りないものがありますね。その中でも、欠かすことの出来ないのがバンドネオン(※)です。世界的に有名なピアソラ(※)を始め、すばらしいアーティストが大勢おりますが、日本にもそんな海外のアーティストに負けないくらい、すばらしいバンドネオン奏者がおります。

その中でも、私がお勧めするのが小松亮太さんです。日本で最年少のバンドネオン奏者であると同時に、日本のタンゴミュージックシーンをリードしてゆく存在で、その演奏は吸い込まれそうな魅力があります。その音色は時には優しく、時には激しく、タンゴをあまり知らない方でも、きっと「タンゴっていいかも?」と感じていただけると思います。是非、あなたの目で耳で(小松さんの演奏は目でも感じることができます!)聴いてみて下さい。

※バンドネオン
アコーディオンのような形をした、携帯型のオルガンのような楽器。アルゼンチンタンゴには欠かせない楽器です。
※アストル・ピアソラ
モダンタンゴの奇才。タンゴに興味がなくても彼の音楽は耳にしたことがある人は多いはず。それほど有名なアーティストです。大きめのCDショップにいけばタンゴのコーナーで必ず彼のCDにお目にかかれます。ピアソラの楽曲は、最近では映画「12monkeys」のテーマソングにもなっています。


小松亮太
「ブエノスアイレスの夏」
SRCR 2250
98年7月1日発売

ピアソラの意志をつぐものとして、
ピアソラゆかりの巨匠達と時代を超え共演を果たした
衝撃のデビューアルバム。

フェルナンド・スアレス・パス(ヴァイオリン)、
オラシオ・マルビチーノ(ギター)、
エクトル・コンソーレ(コントラバス)、
ヘラルド・ガンディーニ(ピアノ)、
エットーレ・ストラッタ(プロデューサー)

収録曲/92丁目通り、デカリシモ、天使のミロンガ、
ブエノスアイレスの夏ほか


小松亮太&タンギスツ
「アグア・ベルデ」
SRCR 2376
99年2月27日発売

NHKスタジオパークから
こんにちは2部のテーマ「アグア・ベルデ」ほか

ライブでも取り上げ好評の古典タンゴの魅力も
もりこんだミニアルバム。

収録曲/「アグア・ベルデ」「1940年代のミロンガ」
「パリのカナロ」「プレパレンセ」

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